Pythonは汎用性の高いプログラミング言語で、プログラミング未経験者でもわかりやすいコード記述、他のプログラミング言語に比べて習得難易度が低い、といったメリットがあります
Pythonでは、AI開発以外にもデータ分析やスクレイピング、業務の自動化などを行うことができ、マーケティング分野にも活用することができます
この記事では、Pythonとマーケティングを学ぶべき理由と活用方法やマーケティングの学習方法について解説をしていきます
とはいえ、Pythonとマーケティングを同時に学ぶことは、ハードルが高いので、まずはマーケティングについて学ぶのがおすすめで
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Contents
Pythonでできること

Pythonは汎用性の高いプログラミング言語であり、AI開発以外にもできることはたくさんあります
ここでは、Pythonでできる代表的な4つを紹介します
- ルーティンワークの自動化
- データ分析
- データの可視化
- 機械学習
ルーティンワークの自動化

「退屈なことはPythonにやらせよう」というタイトルの書籍があるほど、Pythonではルーティンワークを自動化することを得意としています
例えば、Yahoo!newsに掲載されているニュースの見出しと記事内容を朝と夕方に1回ずつ自動で取得することができます
また、株価の終値を取得して、経時的な価格の上下を自動でグラフ化することができます
日々の日報を自動でExcelやWord、パワーポイントにまとめることもできます
このように、Pythonを使うことで、日々のルーティンワークを自動化することができ、業務効率化・時間短縮を図ることができます
データ分析

Pythonにはライブラリと呼ばれる、必要な機能が一つにまとめられているパッケージがあります
Pythonに用意されているライブラリを活用することで、複雑なデータ分析もたった数行で行うことができます
特にPythonはデータ分析・AI開発に強いプログラミング言語であるため、データ分析系のライブラリは豊富に用意されています
データの可視化

また、Pythonのライブラリには、データを可視化するライブラリも用意されています
有名なライブラリでは、matplotlibやseabornがあります
どちらもグラフを作成することができるライブラリですが、よりおしゃれなグラフを作成したい場合には、seabornを使うことで、目を惹くグラフを作成することができます
機械学習

AI開発に必要なのが、機械学習とディープラーニングです
機械学習は教師あり学習・教師なし学習・強化学習といくつかに分けることができます
マーケティングにおいて、機械学習は密接に関わっており、Pythonを使うことで簡単に機械学習を実装することができ、マーケティング効果を視覚的にわかりやすくすることができます
Pythonをマーケティングに活用する

ここからは実際にPythonをマーケティングに応用することができる活用方法について解説をしていきたいと思います
マーケティングキャンペーンの自動化

TwitterやInstagram、tiktokなどではマーケティングキャンペーンを実施しているアカウントをよく見かけます
マーケティングキャンペーンもPythonを使うことで、自動化を図ることができます
例えば、時間を指定して投稿することもできますし、DMの自動送信なども行うことができます
Pythonを使うことで、繰り返し行う同じ作業を自動で行うことができるので、時間短縮・業務効率化を図ることができます
マーケティング効果の評価

Pythonを使うことで、マーケティングキャンペーンなどの施策を行う前後での販売高を表することもできます
マーケティング効果の評価には、マーケティングミックスモデル(MMM:Marketing Mix Modeling)と呼ばれる解析手法を使います
マーケティングミックスモデルを使うことで、マーケティングキャンペーン以外の施策や皇国の効果を可視化することができます
Webスクレイピング

Pythonを使えば、Webスクレイピングを簡単に実装することができます
競合サイトや特定Webサイトの最新情報を毎回手動で確認するのは大変です
しかし、Webスクレイピングを活用すれば、Pythonが勝手に情報を収集してくれ、GoogleスプレッドシートやExcelファイルにまとめてくれます
さらに、TwitterやInstagramなどのSNS投稿、noteやQiita記事の情報も取得することができるため、情報収集にかかる時間は1/10くらいにすることができます
競合サイトをチェックすることで、新製品発表や価格変更、マーケティングキャンペーンなどをリアルタイムで把握することができます
他にも、Google検索上位10位までのタイトルとディスクリプション、見出しを抽出したり、ECサイトの売れ筋ランキングなどを取得することもできます
Webスクレイピングを行うためには、HTMLとCSSの知識が多少必要になります
HTMLとCSS・スクレイピングの知識を身につけることで、Googleのbotが何をしているのか理解することができ、よりユーザーフレンドリーなWebサイトを作成・運用することができます
SEO担当者はクローラーとスクレイピングの技術を学ぶべき。
Pythonを勉強しだしてから、よりクローラーの立場になって物事を考えられるようになった。汚い構造だとHTMLを解析しにくいし、aタグがないとそりゃ辿り着けないよ、など。
ユーザー理解と同様に、検索エンジン理解も強い武器になりますね。
— ムロヤ (@rmuroya) August 8, 2018
データ分析

Pythonはデータ分析を得意とするプログラミング言語で、自然言語処理・画像解析・音声解析などを行うことができます
自然言語処理では、テキストデータから分析を行うことができ、そのテキストと類似しているコンテンツを表示したり、よく使われている単語を抽出、テキストのネガティブ印象・ポジティブ印象などを分析することができます
また、Webコンテンツ内で使用頻度の高い単語を抽出することもできるので、Webコンテンツにおけるメインキーワードや関連キーワード、共起語などを抽出することもできます
画像解析では、CTRの高いアイキャッチや広告バナーなどの特徴量を計算し、傾向を分析したり、画像に書かれているテキストを抽出、物体検出などを行うことができます
特に画像解析は、Netflixでも使われており、自動最適化と組み合わせてユーザーごとに作品の画像をパーソナライズしています
そのため、アイキャッチがパーソナライズされるので、CTRを改善することができています
機械学習

マーケティング分析では、機械学習を活用することもできます
クラスタリングや線形回帰分析、ランダムフォレストなどを使うことで、顧客の傾向や購入商品の特徴を抽出することが可能です
特にクラスタリングは、教師なし学習であるため、隠れた特徴・パターンを抽出することができ、新たなマーケティング戦略を生み出すことができます
Pythonをマーケティングに活用するメリット

Pythonをマーケティングに活用することで、次のようなメリットを得ることができます
- 時間短縮・業務効率化
- 人的ミスの減少
時間短縮・業務効率化

これまで手動で行なっていたことをPythonが自動で行なってくれるため、必要な時間は1/10くらいまでに短縮することができます
そのため、よりクリエイティブな業務に人員を割くことができ、時間短縮・業務効率化を図ることができます
特に、企業における日報作成などは、1分もかからずにテキスト作成・グラフ作成なども行うことができます
Pythonを使って時間短縮・業務効率化が図れると、残業代もかからないため、企業にとってはメリットが大きいです
人的ミスの減少

また、Pythonは指示されたことを忠実に実行してくれます
そのため、人的ミスを減少させることができるのもPythonをマーケティングに活用するメリットと言えます
人的ミスはその場で気付きにくく、時間が経ってから気づくことが多いです
しかし、Pythonを使っていれば、ミス=エラーなので、Pythonの実行が止まり、その場で気付きます
Pythonを使って自動化が図れれば、重大なミスの発見が遅れるといったこともありません
マーケティングの文脈でデータサイエンスなりエンジニアリングの領域にどんどん頭を突っ込んでいきたい。デジタル革命は我々にとってはチャンスでしかないから、ニーズはあるけど多くの人が敬遠したり腰を重くしている領域はハックしまくりたい。
— ムロヤ (@rmuroya) August 5, 2018
おはようございます😄
pytrends, newspaper3kを使って💻
営業さんとは違う方法でマーケティング
出来ないかって💻模索してます😅
マーケティング初めてだから苦戦中😑
しばらくはこれに時間取られそう😩
英語、韓国語、朝トレはやめないけど💦
今日も頑張りましょう💪😤— G’day Mate (@PythonDtctCrzy) February 4, 2023
Pythonとマーケティングを学ぶ方法

Pythonとマーケティングを学ぶには、独学で学ぶ方法とスクールに通う方法があります
マーケティングは、本質を学べばあとは実践するだけなので、まずはマーケティングについて学ぶことをおすすめします
特にWithマーケでは、学習をしはじめて半年でマーケティングを活用した収益化に成功している受講生が多く在籍しています

独学で学ぶ

マーケティングに関する書籍は多く出版されており、ネット上にも多くの情報があります
そのため、独学でもマーケティングを学ぶことができます
基本的な用語や知識に関しては、書籍やWeb教材で学ぶことができます
特にSNSが普及している今の時代では、基本的な知識を身につけて、SNSで実践→修正を繰り返すことで、マーケティング技術も高まっていきます
マーケティングの書籍として、有名なのは、「ドリルを売るには穴を売れ」や「確率思考の戦略論」、「100円のコーラを1000円で売る方法」を読んでおくと基本的な知識を身につけることができます
スクールで学ぶ

マーケティングを独学で学ぶ以外には、マーケティングスクールに通う方法です
マーケティングスクールはいくつかありますが、低価格で高品質のカリキュラムを受講したい方は、Withマーケの利用をおすすめします
withマーケの評判については、こちらの記事を参考にしてください

PythonのWebマーケティング案件は豊富にある

Pythonとマーケティングを学ぶことで、Webマーケターとして転職することもできます
Pythonを扱えるだけで、月給もかなり上がるため、Pythonでマーケティングを学ぶメリットはかなり大きいと言えます
特に非公開求人を豊富に扱っているテックビズフリーランスやフリーランススタートなどのフリーランス向けサイトでは、高単価案件が豊富です
また、マーケティングに必要なデータ収集のためのWebスクレイピングやデータ分析は、Web上に情報が溢れているため、独学でも身につけることができると思います
まずはしっかりとマーケティング能力を高めていきましょう